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物流パレット

2024/12/12
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トラック物流輸送
物流パレット

物流パレットについて

 

パレットのサイズと規格

日本のパレットのサイズ・規格

 

・標準サイズ

日本のパレットの規格には、JIS規格(Japanese Industrial Standards:日本産業規格)が用いられています。一般的に四方パレットが用いられ、その標準サイズは1,100mm×1,100mm×144mmとなっています。

「T11型パレット」「イチイチパレット」とも呼ばれます。多くの業界で用いられているサイズであり、汎用性が高い点が特徴です。

※参考:国土交通省.「パレット標準化の現状と課題」

 

・その他のサイズ

標準サイズ以外のパレットサイズは以下のサイズがあります。

■ 1,300mm×1,100mm

■ 1,400mm×1,100mm

■ 1,200mm×800mm

■ 1,100mm×900mm×140mm

■ 1,200mm×800mm×144mm

■ 1,200mm×1,000mm×144mm

■ 1,165mm×1,165mm×150mm

業界別のパレットサイズ

業界別のパレットサイズ一覧

 

パレットは、使用される業界によって適したサイズと特徴があります。

以下の表は、業界別でよく使用されるパレットの一例となります。

業界 パレットサイズ 備考
酒類業界 1,100mm×900mm ビールケースを6箱乗せられる
洗浄しやすいプラスチック製
食品業界 1,100mm×1,100mm
1,200mm×1,000mm
衛生面から清潔さや耐久性を重視した素材が使用されている
医薬品業界 1,100mm×1,100mm アルミニウム製が主だったが、プラスチック製も採用されてきている
化学業界 1,220mm×1,220mm ドラム4缶を乗せられる
農業業界 1,500mm×1,500mm 軽トラックの荷台に収まる

 

貨物の積み方

貨物の積み方の種類

 

■ ブロック積み

ブロック積みは、貨物をブロックにように最下段から最上段まで、同じ方向に並べて積み上げていく方法です。(別名.平積み)

メリット:積み方が単純なので早く積むことができ、生産性向上が見込める。

デメリット:横方向からの力に弱く、荷崩れが発生しやすい。

 

■ 交互列積み

交互列積みは、貨物を縦横方向へ交互に積んでいく方法です。

メリット:比較的横揺れに強くなり、荷崩れのリスクが軽減される。

デメリット:限られたサイズの貨物でないと、積んでいくことができない。

 

■ ピンホール積み

ピンホール積みとは、荷物を縦横に組み合わせて積んでいき、真ん中部分に隙間を作る方法です。

メリット:真ん中に隙間がある為通気性がよくなり、温度管理が必要な貨物に適している。

デメリット:パレット上の積載率が下がってしまう。

 

■ レンガ積み

レンガ積みとは、1段ずつ縦と横を入れ替えながら、積んでいく方法です。

メリット:荷崩れしにくい。全ての側面が見えて検品しやすい。

デメリット:慣れが必要となり、初めての作業者には少々難しい。

 

パレットの選び方

貨物の積み方の種類

 

パレットを選ぶ際は、以下の観点から適切なパレットを選ばれると良いかもしれません。

①繰り返し使うか一度きりか

②積載する荷物に適しているか(重量・数量等)

③コスト

④使い勝手

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